シリキット王太后崩御(2025年10月24日)に伴い、タイ全土で服喪に関する方針が出ました。
・国旗を半旗に掲揚:30日間(タイ政府機関、国営企業、各種公的機関および全国の教育機関において10月25日から)。
・タイの公務員などの服喪期間:1年間(公務員、国営企業職員、公的機関の職員は、10月25日から喪服着用)。
・タイ国民への協力要請:90日間(一般国民は、状況に応じて黒色の服を着用して喪に服するよう協力を要請、黒い服を持っていない場合は、無地で落ち着いた色の服を選ぶことができ、また、胸に黒いリボンを付けたり、黒や濃色の上着を羽織ることも推奨)
・娯楽活動について(すでに準備が進んでいる行事については、その場の状況にふさわしい形に内容を調整。まだ実施していない行事については、開催を延期することを検討)
(在タイ日本大使館よりの連絡から抜粋)
タイ国政府観光庁のウェブサイトには、シリキット王太后陛下崩御に伴う服喪に関する閣議決定が掲載されています。
旅行者としては、観光自体を自粛する必要はありません。
王室関連施設への入場が一部制限される他は、基本的に通常通りです。
ただ、ロイクラトンなどのお祭り系イベントは、自粛されるはずですので、それらを観光予定している人は主催者側に確認が必要かと思えます。
日程の変更が決まったイベントもあり!

現地の人たちを刺激するような行動言動は控えること、この点だけに気をつけていれば何も問題は生じないと思えます。
つまり一般的に普通と思われる範囲であれば問題ないはずです。
服喪の期間中も、タイ国へは平常通りご訪問いただけます。また、国内のあらゆる業務も維持されております。全ての観光地、交通機関、レストラン、店舗、そしてイベント等も基本的に通常通り継続いたします。ただし、公的な行事、娯楽イベント、その他の事業運営については、国の服喪の情勢に鑑み、主催者の自主的な判断に基づき、その形態を適切に見直すことが奨励されています。
服喪中のバンコク市内の様子は、2016年のラマ9世崩御1ヶ月後にバンコクを訪れた旅行記(下記)をご参考にしてください。
 
  
  
  
  



