デュシ タニ ホテル バンコク(2018年9月) *旧ブログから転載 建て直し前

【タイ】ホテル宿泊
再会したドゥシタニホテル、改装前の宿泊
別ブログ過去記事を多少編集し移行。
そのまま掲載当時の記載方法にて掲載しています。
宿泊当時(2018年)の情報としてお読みください。
なお、評価等はあくまでも個人的な感想ですので、ご注意ください。
~今後少しづつ過去記事を移行予定~

2024年9月に再オープンしたタイの伝統あるホテル、デュシタニ バンコク
*下記サイトに再開業するまでのドキュメンタリーシリーズYouTubeあり

こちらのホテルは90年代(93年~96年)にバンコクに住んでいた頃に、待ち合わせや食事にも訪れた、思い出の場所でした。
2018年の宿泊は、最後だから本館に泊まってみようと思い、バンコクに行き宿泊。
色々とホテル内を見て回りましたが、屋上のレストランは既に閉店しているなど、いかにも閉鎖前の雰囲気でした。

ウェブサイトより写真を見ると、新たに開業したホテルの外観は昔の雰囲気を踏襲しており、次回のバンコク旅行では再び訪れたいと思います(宿泊も考慮)。

*記事内リンクでリンク先がないものは、再開時になくなったレストランなど(ベンジャロンはホテルとは別の敷地に移動)


タイ|バンコク|デュシ タニ ホテル バンコク Dusit Thani Hotel Bangkokが、最終的に2019年1月に閉鎖され、取り壊されると知る。バンコクの中心・シーロムのIconだったホテルも再開発の波には逆らえず、遂にクローズ!思い出もあり、2018年9月のバンコク宿泊にはこちらを選択

もう泊まる機会は最後と考えたのが、2018年9月のバンコク滞在にここを選んだ大きな理由

外観・特徴

ビルの尖塔は、バンコクに住んでいた頃、この周辺を訪れるたびに目にしていた馴染みの風景のひとつ
ホテルオークラ本館(今は取り壊された建物)の設計関係者に依頼してデザインされたそうだが、どちらかというと現在のニューオータニの本館にも似ている気がする。
特徴のある本館を正面に、脇にオフィスビル、奥には別館(東ウィング)があり、それらの建物に取り囲まれるようにしてプールがある。
車で到着すると、スロープを上がった部分が正面入口(メインロビー)
クラブフロア利用宿泊者は、3階のクラブラウンジで座り、ゆっくりとチェックイン
レセプションに到着すると、スタッフから3階に案内される。
メインロビー右手にレセプションカウンター/コンシェルジュカウンター
左奥にあった将軍(和食)は既に移転済み、その手前にティエンドン(ベトナム料理店)
ロビー奥の別館につながる通路、左手にハミルトン(ステーキハウス)
メインロビーから吹き抜けになり、階段で階降りた階(ロウワーロビー)にロビーラウンジ(メインロビーから吹き抜け)
ロウワーロビー、エレベーター横にベンジャロン(タイ料理)、壁を挟んで反対側にデュシットグルメ(カフェ)やバブル
メインダイニングのパビリオンとショップ(店舗)がある方にメイフラワー(広東料理)
スイミングプールはメインロビー階、プール横にフィットネス
フィットネス脇のエレベーターより、サウナ・スチームサウナなどがあるロッカールーム
・本館(エレベーター4基)・・・・・・客室・各施設
Lower Lobby ロビーラウンジ、ベンジャロン、デュシットグルメ、パビリオン、メイフラワー、バブル
Main Lobby レセプション、ティエンドン、ハミルトン、スイミングプール、ジム
*スパはプールを囲むように、メインロビーから階段を上がったところ
3階 Dusit Club(クラブラウンジ)
4階~21階 客室 宿泊したのは18階(シーロム側)
22階 22Kichien Barがあったが、宿泊時には既に閉鎖
・別館(エレベーター2基)・・・・・・客室14階まで
*サウナ・ドライサウナなどがあるジムのロッカールームは、ジムのわきから5階(だったと記憶)にエレベーター使用

部屋について

宿泊したのは、Dusit Club Room/King(デュシクラブ/キング クラブラウンジ利用可能)

ここのクラブラウンジ利用は2回目(前回はあまり利用しなかったラウンジをこの宿泊ではおおいに利用)
ただし、本館宿泊は実は初めて!
せっかくなので、景色がいい方向を希望した。
結果、提案されたのはシーロム側の部屋でバルコニー右手にルンピニ公園が眺められた。
部屋は18階(1815)スイートタイプ、リビングとベッドルームの間にウォークインクローゼットがあり、双方の部屋から出入り可能
部屋に入ると、左手にウォークインクローゼット
右手の壁側にミニバー
リビングにはソファセットとデスク
スライドドアでベッドルームと2部屋の構造
2部屋に1台ずつテレビ
狭いながらも、バルコニーがリビングとベッドルームの双方にある。
残念ながらバルコニーはくつろげるほどの広さはなかった。
ウォークインクローゼットは、通路となってバスルームにつながる。

バスルームは、ベッドルームとウォークインクローゼットのドアの間に洗面台
シャワーブースは、ベッドルームへのドアを挟んで洗面台と反対側の位置
トイレにドアがない・・・・・・。
部屋には毎日、異なる果物が届けられる。
宿泊した部屋:Dusit Club Room/King
ミニバーO
冷蔵庫O
湯沸かしポットO
セイフティボックスO
WIFIO
スリッパO
日本語設備案内O
歯磨きセットO
ヘアドライヤーO
ウォシュレットX
NHKワールドプレミアム(日本語放送)O
NHKワールド(英語放送)O
ホテルのウェブサイトにてダイレクト予約:17,284.26タイバーツ(3泊)
ホテル本館の客室はビルの三角形の形状に伴って、3つの方角に向かってバルコニーがある。

レストラン

既に営業を終了したレストランもあったが、複数のレストランが営業継続中

*ホテル閉鎖後は、各レストランウェブページはすべてホテルのご挨拶ウェブページにリンクされています。
ザ パビリオン・・・・・・ビュッフェレストラン(ホテルのメインダイニング)
営業時間 アラカルト:06:00 – 22:30、朝食ブッフェ:06:00 – 10:30、昼食ブッフェ:12:00 – 14:30 月曜日~土曜日、夕食ブッフェ:18:00 – 22:30 金曜日・土曜日、ブランチ(日曜日) :12.00 – 15.00
https://www.dusit.com/dusitthani/bangkok/ja/dining/the-pavilion/
3泊した内、1回はこちらで朝食を取った。
以前バンコクに来るとここに泊まっており、ここからインターコンチに宿泊を変更した理由が朝食時に騒がしいことだった。
その当時程には、日本からの団体ツアー客は見かけなかった反面、日本人ビジネス出張者を複数見かけた。
朝食をとった時間帯が違ったため、客層が異なるように感じただけかも知れない。
ただ、全体的にどこか騒がしいのは、さほど変わっていなかった。
ベンジャロン・・・・・・現代風タイ料理(コンセプト変更前の以前は宮廷料理)
営業時間 昼食:11:30 – 14:30 月曜日~金曜日、夕食:18:00 – 22:00 月曜日~日曜日
Benjarong Bangkok - Dusit Thani Bangkok
Discover the rich heritage of Thai cuisine at Benjarong Bangkok, featuring exquisite recipes from the late 180
自分がバンコクに住んでいた90年代前半のベンジャロンと言えば、宮廷料理で知られていたが、タイ・コンテンポラリー料理を出すお店になっていた。
ベンジャロンとその外のテラスでは、「トリプル・ダブル」ブランチ(11時~17時、締めくくりのワインとカナッペは19時まで)が週末には提供されており、様々な料理が並んでいたが、イベントと重なったためか?見に行った時間帯は、客はほぼおらず閑散としていた。

Evian 75cl(1)THB290.00 Illy Caffelatte(2)THB380.00 Pork MeatBalls(1)THB230.00 Phad Thai Gung(1)THB490.00 Set Lunch(1) THB900.00 Sub Food:THB2,000.00 Sub Bev:290.00 メンバー割引Food(10%)ーTHB90.00 メンバー割引PremierFood(20%)-THB144.00 メンバー割引PremierDrink(20%)ーTHB58.00 =THB1,998.00
サービスチャージ(10%)THB199.80 VAT(7%)153.85
THB2,351.65
レシートを見た時に何となく違和感を覚えた。
後でクラブフロアのスタッフに確認してもらい、-THB90.63ホテルチェックアウト時にマイナスしてもらった。

ザ メイフラワー・・・・・・広東料理店
営業時間 昼食:11:30 – 14:30、夕食:18:00 – 22:00
https://www.dusit.com/dusitthani/bangkok/ja/dining/the-mayflower/
友人とランチ時に飲茶をしたが、想像以上に美味しい中華レストランだった。
シンガポールで中華料理に慣れ親しんでいる我々にも、充分満足な味だったのは嬉しい。

Chinese Herb Juic(3)お茶THB480.00 D-Fr Spring Roll(1)THB90.00 Fruit Salad Tofu(1)THB200.00 Mongo Pudding(2)THB500.00 Shrimp Dumpling(1)THB120.00 Bun BBQ Pork(1)THB90.00 MincShrimp Wonto(1)THB130.00 Pork Sparerib Be(1)THB90.00 Shrimp Wrap Nood(1)THB170.00 Sub:THB1,870.00
メンバー割引PremierFood&Drink(20%)-THB278.00 ーTHB96.00 サービスチャージ(10%)THB149.60 VAT(7%)THB115.19
THB1,768.79

ハミルトン ステーキハウス・・・・・・老舗ステーキハウス
営業時間 昼食:11:30 – 14:30 月曜日~金曜日、夕食:18:00 – 22:00 月曜日~日曜日
https://www.dusit.com/dusitthani/bangkok/ja/dining/hamiltons-steak-house/
残念ながら、試す時間がなかった。
ランチのセットを頼んだが、口にもあって美味しく食べられた。

セットランチA、セットランチBをそれぞれ1セットオーダー
THB800.00-/セット ーTHB160(メンバー割引10%) サービスチャージ(10%)THB144.00 VAT(7%)THB110.88
THB1,694.88

残念ながら、試す時間がなかった。
ロビーラウンジ
営業時間 8:00 – 24:00、アフタヌーンティー:14:30 – 17:30
https://www.dusit.com/dusitthani/bangkok/ja/dining/lobby-lounge/
タイのホテル入口などで奏でられるキムขิมの音色は、いつ聞いても癒される。
滞在中にアフタヌーンティーでもと考えたが、イベントとぶつかった日もあり、残念ながら試す時間がなかった。
イベントは、タイの古(いにしえ)の衣装を着たモデルのパフォーマンス
メインロビーから眺め下した一枚
ロビーラウンジを見ると、90年代にバンコクに住んでいた頃にここを訪れたことがある気もして、ノスタルジックな感傷に襲われた。
高い天井に、落ち着いた空間が心地よさそうで、階段の踊り場ではタイの伝統音楽が奏でられていた。
バブル・・・・・・週末しか開いていないというバー、宿泊時は翌日のイベントに備えて閉店
将軍・・・・・・130-132 Sindhorn Tower, Wireless road, Pathum Wan, Bangkokに移転
ホテル直営でない和食店(Shogun)は、9月に訪れた時には移転済み
以前宿泊した時に、イタリアンレストランだったところは、ファンクションルームとして使用
ここが開店当時にブレックファストをパビリオンもしくはここで取ることができる時があった。
いつかディナーに来ようと思っていたが、かなり前にレストランはなくなっていたようだ。
*プールサイドには、軽食やドリンクを取ることのできるプールサイドバー併設
以前はスタッフが常駐していたのだろうか?ダイニングコンシェルジュというカウンターがベンジャロン近くにあった。

ファシリティ

スイミングプール・・・・・・07:00~19:00 深さ1.2m~2.7m

真ん中を仕切っており、仕切りを挟んで急に深くなる構造
プールサイドでもドリンク類を取ることができる(Pool Side Bar)。
ジム(DFiT Fitness Center)・・・・・・06:00~22:00
広いスペースのジム、器具が広さに比べると少ないような気もした。
エレベーターで上に行くと(5階?)、サウナ・スチームサウナがあるが、既にゴルフの打ちっぱなしは使用されておらず
左手にジム、階段を上がるとスパ
スパ(Devarana Spa)・・・・・・09:00~22:00
別館に向かう途中、ジムの方に左手に曲がった2階
プールをぐるりと囲むようにスパの部屋が配置されている。

その他

Dusit Club(デュシクラブ クラブラウンジ)3階(本館)

Lの字の部屋にバルコニーがあるクラブラウンジ
朝食やカナッペ類は通路に面して並べられる。
イブニングカクテルで夕食の必要なし
クラブフロア利用特典
  • クラブラウンジ使用(06:30-23:00)*朝食(06:30-10:30)はラウンジでもメインダイニングでもどちらでも可
  • プライベートチェックインチェックアウト
  • イブニングカクテル(アルコール類とカナッペ) 17:30-19:30
  • 16時までのレイトチェックアウト(予約状況による)
  • プレスサービスなど

・ブレックファスト・・・・・・セミビュッフェ(メニューでオーダー+ビュッフェカウンターあり)
その前の晩飲みすぎて、軽い朝食で済ます。
チェックアウトの朝は、けっこうしっかりと朝食を取った。
Library1918(ライブラリー1918)・・・・・・ファンクションルームとして使用されていた。
以前ここで寛いだことがあると言われたが、記憶に残っていなかった。

スタッフ

主に接したのは、クラブラウンジ担当のスタッフたち

色々と気配りをしてもらい、快適なホテル滞在を楽しめた。
過去の宿泊時には、ちょうどリノベーション中であったりと、行く機会のなかった22階のレストラン
既にファンクションルームとしての利用となっていたが、スタッフにリクエストして確認・了承をもらい、22階からの景色を見せてもらえたのも嬉しい。
22階のレストランは、営業していた頃に来るべきだったと後悔

よかった点

クラブラウンジは快適で、ここで過ごす時間も多かった。

ラウンジでの朝食はセミビュッフェで、オーダーした料理と合わせて食べるスタイルもよかった。

昔ながらのグランドホテルの雰囲気があり、ホテルで過ごすだけでもリラックスできた。
以前から本館に泊まってみたいと思いながらも、過去には別館しか泊まったことがなかったので、今回の宿泊ではぜひにと言い、眺めのいい部屋にしてもらった(リクエスト通りの眺望)。
本館の建物の構造は繊細で美しい。
微妙にねじってあるように見えたが・・・・・・本当にねじれていただけかも知れない。
ルンピニ公園が近いのも魅力のひとつだった。

気になる点

部屋のバスルーム内のトイレにドアがないのは困る。
部屋からの景色はよかったが、シーロムを挟んだ反対側のビルにあるスクリーンの光が夜は邪魔だった。
しょうがないことだが、閉鎖が決まったホテル独特のうら寂しさを感じたのは残念
細かいところなど「もう改めて手を加える必要はない」という設備の傷みも目にした。

総合評価

来年2019年1月に閉鎖となる当ホテル
バンコクに住んでいた頃には見慣れていた、長年のシーロムの角のシンボルだった尖塔がなくなるのは、寂しい。
9月のバンコク訪問では、最後だというので、久しぶりにここに泊まることにした。
閉鎖が近いということで、既に営業をしていないレストランなどもあり、フルにグランドホテルの施設を堪能できたわけではないが、今回は本館に泊まりクラブラウンジを使用したことで、ある程度そういう不便さは補えた。
以前このホテルの利用をやめた理由は日本人ツアー団体が多く、落ち着けなかったこと
今回はクラブラウンジ利用で、メインダイニングで朝食を取った朝だけ日本人が多いな感じたのみ
以前クラブラウンジアクセス可能の部屋に泊まった時に、もう少しクラブラウンジを利用すればよかったと少し後悔
場所がら昔からそちらの女性づれの日本人も見かけた。
長らく足を運ばなくなっていても、いざなくなるとなると知ると、寂しい気持ちになるのは、人の気持ちは身勝手なもの
そうとわかってはいるものの、やはり寂しい。
買うかどうか迷った記念マグカップは、何とか買わずに踏みとどまった。

料金等2018年当時の宿泊情報
2018年5月18日予約
Rate Type: Limited Time Offers
2018年9月20日チェックイン、23日チェックアウト(3泊)
Room Type: Dusit Club Room/King
Arrival Flight / Time : BKK TG – Thai Airways International402 – Thursday, September 20, 2018 0900
Departure Flight / Time : BKK TG – Thai Airways International407 – Sunday, September 23, 2018 1350
・Thursday, September 20, 2018 THB 6,305.00
・Friday, September 21, 2018 THB 6,305.00
・Saturday, September 22, 2018 THB 6,305.00
Total Taxes: THB 3,347.94
Total Value Added:10% service charge、7% VAT
Total Amount: THB 22,262.94

Dusit Thani Hotel(デュシ タニ ホテル)
946 Rama IV Road Silom Bangrak Bangkok Thailand 10500
電話 : +66 (0) 2200 9000
宿泊した部屋は、赤丸部分(BTSへの連絡通路から撮影)
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