The Getty Center(ゲティ センター)は、ロサンジェルスの丘の上にあるJ.Paul Getty Museum(J.ポール ゲティ美術館)を中心としたアート総合センター
J.ポール ゲティ美術館の建物は数ヶ所にわかれます。
見どころはたくさんあるので、まずは美術館の概要を把握したいところ。
ミュージアムエントランスホールで「地図と見どころ」(日本語あり)を入手するのもいいですが、アプリをダウンロードしておくのもいいかも知れません。
建物について
丘の上を占有するように建てられたゲティセンターの設計は建築家Richard Meier(リチャード マイヤー)。
外装のほとんどに、イタリアのバー二・ディ・ティヴォリ産トラバーチン使用。
建物の正面に廃された石のブロックは、割ることによって独特の荒い表面を作り出しており、いたるところに木の葉や貝殻などの化石が見られます(「地図と見どころ」より)。
ゲッティ研究所(GRI)、ゲッティ保護研究所、ゲッティ財団などの多くの施設全体の設計。建設は大幅に遅延し、完成予定日は1988年から1995年に変更され、さらに2年延長して1997年に全体が完成しました。総プロジェクト費用は3億5000万ドルから、13億ドルと大幅に増額。
作品(見どころ)について
作品名はパンプレット「地図と見どころ」に掲載のコレクションの見どころ
- ノースパビリオン 1700年以前の美術
受胎告知(ボウツ ギャラリーN203)、棒を持つ兵士の肖像(ボントルモ ギャラリーN204)、女性像(ジャンボローニャ やラリーN205)、幸運の寓意(ドッシ ギャラリーN205)、若者の胸像(アンティコ ギャラリーN205) - イーストパビリオン 1600~1800年の美術
ダナエと黄金の雨(ジャンティレスキ ギャラリーE201)、ローマ教皇パウルス5世の胸像(ベルニーニ ギャラリーE201)、バッカス信徒の女と猿(テル・ブルッヘン ギャラリーE203)、笑う自画像(レンブラント ギャラリーE205)、愛の泉(フラゴナール ギャラリーE203) - サウスパビリオン 1600~1800年の美術
- ウエストパビリオン 1800年以前の美術
近代ローマーカンボ・ヴァチーノ(ターナー ギャラリーW201)、あるモデルの習作(ジェリコ ギャラリーW201)、アイリス(ヴァン・ゴッホ ギャラリーW201)、春 ジャンヌ・ドマルシー(マネ ギャラリーW204) - エキシビション 特別展示
その広さに1日は必要だと情報収集していたものの、やはり美術品の数は膨大で敷地も広く、ぜんぶ見て回るのにやはりかなりの時間がかかりました。
夫婦とも美術館が好きなため、脚が棒になるぐらい歩いては観ての数時間。
まずはレンブラントの作品を先に確認して次々と建物を巡回。
期間展示はクローデル展
最後に売店に寄って、The J.Paul Getty Museum Handbook of the Collection(USD19.95)を購入。
美術館等に行くと必ずといっていいほどに購入する1冊です。
レストランやカフェもあるものの、ゆっくり食べるよりも少しでも多くの美術品を観る方に時間を使いたかったため、休憩を兼ねて簡単に食事(レストランやカフェは時間によっては混んでそうです)。
J.ポール ゲティ(1892年12月15日 – 1976年6月6日)
J.ポール ゲッティについては、美術館の中にもコーナーが設けられています。
下記の記載がわかりやすいようですので、ご参考。
孫の1人ゲティ3世の誘拐事件を映画化(俳優バルサザール・ゲティは3世の息子)
NHKなどを見ていても、番組内で時々写真提供で目にするゲッティ イメージズは、孫(マーク・ゲティ、3世の弟)が創業者。
ゲティセンターへの行き方
まずは予約・・・・・・入場料は無料ながら、ウェブから予約が必要
6月17日予約(18日10時入場)
ホテルからUberを使い(9時にホテルからセンターまで予約)・・・・・・チップ込みでUSD35.94
10時前にゲティセンターの麓のトラム乗り場に到着
すぐにトラムに乗車して美術館に向かいました。
帰りはバスに乗ってUCLA前を通り、鉄道駅に到着・・・・・・Tapカード使用
電車に乗ってホテルへ
住所:1200 Getty Center Drive, Los Angeles, CA 90049
火曜日~金曜日、日曜日 10:00–17:30
土曜日 10:00–20:00
月曜日 Closed