シンガポールに2つあるホテル ジェン、タングリンの方は昔ながらの造りの建物にポップな装いを加えたホテル。
2014年9月25日よりトレーダースホテルから名称変更(2020年宿泊したミャンマー/ヤンゴンのシャングリラも以前はトレーダースホテルでした)。
同じブランドのホテルながら、サマセット駅接続のもう1つ(開業当初からジェンブランド)とは、雰囲気が異なります。
2022年11月にMRT/Orchard Boulevard駅(Thomson-East Coast Line)がホテル近くにオープンして、よりアクセスが容易になりました。
なお、Ah Hoi’s Kitchenは2025年6月現在テンポラリークローズのようです。
メンテナンス中 | シーサー株式会社
シンガポールに2つあるホテル・ジェン、今回は旧Traders Hotel(トレーダース・ホテル)だったHotel Jen Tanglin Singapore(ホテル・ジェン・タングリン・シンガポール) の方にゴールドサークルメンバーのポイントでの宿泊
正面玄関からロビーに入ると
円状のソファに座る人達が目に入る。
右手からぐるりと見まわすと、
カフェ、ソファが置かれたロビーの空間、そしてそのソファの向こう側にメイン・ダイニング
2階への階段、エレベーターホール、そして一番左にレセプション・カウンターがある。
レセプションのカウンターは、スーツケースがデザインされている。
ウェルカム・ドリンクは、セルフサービス
ブランコかな?と思って座ったが、動かないソファはレセプションの反対側
部屋は4階から18階まで(4階は一部が客室、クラブ・フロアーは17階、18階で、クラブ・ラウンジは17階 2階はバーとファンクションルーム)
我々の部屋は9階で、STB(シンガポール観光局)があるビルに面した方角
部屋入口の左手にバス・ルーム
部屋内部は左手にベッド、窓際にはソファが置かれてあり、窓の右横の壁側にはデスク
室内はスタイリッシュに、かつ機能的につくられている。
クロセット内にはセイフティ・ボックス
トイレも綺麗、シャワーは2つ(固定シャワーとハンドシャワー)
機能的とは言え、まさかソファの下にアイロンセットが隠されていたとは・・・・・・
ベッド・ヘッドのライトもえらく凝ったつくり
ハンド・ソープとシャンプーはボトルタイプ
書かれてある使い方を見ずに、あれ?出ない!と焦ってしまった。
これまた初体験
デザイン性に優れたトイレットペーパー・ホールダーは、無駄にゲストに紙を使わせない為か、まわらずのトイレットペーパーと我が家で命名
カバーをあげて使用すると、変にまわって転がり落ちるので注意!
テレビはNHKワールド(外国人向けの英語放送)のみ視聴可能(海外に向けて再編成された日本語放送のワールドプレミアムは不可)
デスクの中に入っているジョギング・マップを首にかけて、近所の世界遺産Botanic Garden(植物園)まで行くもよし!
部屋の窓からの風景
プールは1箇所に3つ(客室がある隣のビル4階、Tanglin Mallタングリンモールの屋上階)
メインが長さ30mで深さは1.1m-1.6m、他に幼児用0.35mとジャグジー0.85m(ただしここは子供の遊び場として占有状態)がある。
プールサイドにジムやスパの施設が敷設
Pool 06:00~21:00
Gym 24時間
Spa 10:00~22:00
ジムとスパは入口でロッカーのキーを受け取る。
男女ともにサウナ、スチーム・サウナあり
温水ジャグジーは充分な広さがある。
現在スタジオでのヨガなどはやっていないそう
ホテル棟4階からプールへの連絡通路
自動販売機の向こうには、法的に喫煙可能かどうかわからないが、喫煙者の憩いの場があった。
ホテル棟側4階入口、そしてその中にあるプール側への案内
ちなみにこの階の通路に近いホテル棟側は客室でなく、ホテルのオフィスとして利用されている様だが、同階にも客室はある。
できたら4階は避けた方がよいと思える。
Ah Hoi’s Kitchen(アー・ホイズ・キッチン) 12:00~14:30 18:30~22:00
夕暮れ前が気持ちいいこちらでのディナー
まずは、ビールとモヒートで乾杯をした。
Sri Lankan crab(スリランカ・クラブ) メニューに表示されてある72ドルは、1キロだと聞く。
大きいと食べきれないので、小ぶりだろうと32ドルのIndonesian crab(インドネシア・クラブ)を頼むと、ないと言われてしまった。
では、という事でオーダーした3品は以下
味は問題なしだったが・・・・・・
T/Egg Spinach 12.00-Crispy Noodle 15.00-Nasi Goreng 12.00-Mojito 15.00-Tiger per Pint 2杯 30.00-++が加算されて、98.85ドル
J65 06:30~23:00 朝食06:30~10:30(週末11:00まで)
ローカルテイストを盛り込んだ料理がウリのメイン・ダイニング
こちらでは朝食を取った。
テーブル使用中か否かは、グリーンとレッドのパネルで示す。
レストラン内のポップな壁絵
建物の外にもテーブルが設置されてある。
Jen’s Kitchen On-the-Go(ジェンズ・キッチン・オン・ザ・ゴー) 24時間
コーヒーを飲みながら、リラックス
ちょうど何処かの会社のイベントが奥で開かれていた。
Rumpoles Bar(ランポールズ・バー) 17:00~01:00(週末23:00まで)
Club Lounge(クラブ・ラウンジ)
17階のクラブ・ラウンジでは、17階・18階のクラブ・フロアー宿泊者に夕刻にイブニング・カクテル・タイムがあるとの事
景色もなかなかいい感じ
ルーム・サービスは24時間
24時間可能料理、20分でのエキスプレスデリバリー可能料理、アルコールを含む料理、からい料理、グルテン・フリー料理、ベジタリアン料理、ポークを含む料理とイラスト入りで表示あり
ホテル・ダイレクトリーは、カード・キー入れに記載されているが、部屋には置いていないので注意
ちなみに、当ホテルの1階から18階までの配置は以下
1階 レセプション・カウンター、J65、ジェンズ・キッチン・オン・ザ・ゴー
2階 ランポールズ・バー、ビジネスセンター、ファンクション・ルーム
3階 エンジニアリング・フロア(だと思える)
4階 連絡通路の先にプールやジム・スパ、そしてア―・ホイズ・キッチンなど
4階から18階 客室 内17階・18階がクラブ・フロアー クラブ・ラウンジは17階
無料バスの時刻表は正面ゲート外のボードと共にペーパーが部屋にも
シャトルバスは、全6ルート
・ルート1(ショッパーズ・ルート) 毎日運行 始発10:15発 最終20:05発
ホテル=>オーチャードMRT駅=>髙島屋=>ホテル=>シャングリラ
・ルート2(ハーバーフロント) 月曜日~金曜日運行 07:55発のみ
ホテル=>ハーバーフロント=>HPビルディング=>メイプルツリー・ビジネス・シティ=>サイエンス・パーク・ロード=>サイエンス・パーク・ドライブ
・ルート3(インターナショナル・ビジネス・パーク) 月曜日~金曜日 08:00発のみ
ホテル=>ザ・ストラトジー=>ノルディック・センター=>ジャーマン・センター
・ルート4(サンテック・シティ) 月曜日~金曜日 07:52発のみ
ホテル=>オーチャードMRT駅=>ゲイトウェイ・ウエスト=>サンテック・シティ・タワー2=>ミレニア、センテニアル・タワー=>ワン・ラッフルズ・キー=>マリーナ・ベイ・フィナンシャル・センター=>アジア・スクエア・タワー1
・ルート5(シェントン・ウェイ) 月曜日~金曜日 07:52発のみ
ホテル=>グレート・ワールド・シティ=>オートラムMRT駅=>サウス・ポイント=>インターナショナル・プラザ=>80ロビンソン・ロード=>ホン・リョン・ビルディング=>旧ヒタチ・タワー=>1ラッフルズ・プレイス=>OCBCセンター、チュリア・ストリート=>ワン・ジョージ・ストリート
・ルート6(ボナ・ビスタ) 月曜日~金曜日 08:00発のみ
ホテル=>メトロポリス(ナノス)=>バイオポリス・ドライブ(プロテオス)=>フュージョンポリス=>ソラリス
宿泊客として
部屋はトレーダーズ時代からジェンというブランド変更で、大きくポップな感じでリノベーションされている。
立地的にはちょっと不便さを感じるかも知れないが、無料のシャトルバスを利用するなどして工夫したい。
ホテルはスーパーも入っているショッピング・モール(タングリン・モール)と2階・4階で繋がっている(1階は横)ので、雨が降っても濡れずに買物などが可能なのは嬉しい。
1階正面玄関にある自転車は、泊り客がレセプションで申込む事で無料で利用可能(数に限りあり)
細かい事を気にしなければ、綺麗な室内では充分にリラックスできる快適さ
細かく指摘すると、例えば、
・電灯をここだけ点けたいと思っても、余分なところまで一緒に点いてしまう。
・便器と洗面台にかけられてあるタオルの位置が近すぎて、男性は立って用をたすのに躊躇する。小水がタオルにかかる可能性がある。
・トイレットペーパーのホルダー(カバー部分)が重すぎて、カバーをかけたままでは回転しない、カバーをあげるとホルダーから転げ落ちそうになる。
・シャワーの温水の温度が一定でない。2日に渡り部屋でシャワーを浴びたが、急に熱くなったりもした。
・大きいシャワーヘッドの根元から水漏れがあった。
・何かリノベーションを改めてしたのか?それとも改装して間がないのか?塗料?が目にしみた様に感じた。繊細な人は注意
ホテルでは、家族連れが多く見られた。
シンガポールにもう1つある同ブランドと比べて、あちらがカップルに合うのであれば、こちらは家族連れに合ったホテルかも知れない。
プールなどは、そういう造りにも思える。
ジムとロッカールームのあるサウナやジャグジーが充実しているのは長期滞在者にお勧め
また、洗濯も一袋価格のまとめ洗いサービスがあるのも利点
レストランも満足できるレベル、唯一アホイズキッチンのある料理のメニュー写真と比べ具材(海老)の量が違い過ぎるのが残念だった。
料理が運ばれてきて、その違いにあれ?と思い、「海老はどこ?はいっていないじゃないか?」と、スタッフに説明を求めた。
理由は把握したが、どういう事情であれ、こういうのは写真をメニューに載せるべきではないと思う。
街中の屋台ご飯ではなく、ホテルなのだから。
ホテルには大きなツアーの団体客が入ってきていた。
朝食などは早い時間から混み合っていたので、ゆっくりと食べたい人は注意が必要
赤丸の窓が宿泊した部屋
チェックインの時に、クラブ・フロアに70ドル++追加でアップグレードを勧められたが、聞くと今回のポイント宿泊に朝食がつくと聞いたので、断った(聞くと、1人で+50ドル++、2人だと70++)。しかし、朝メイン・ダイニングに行くと、ついていないと聞き、あゝスタッフのミスで面倒だな思いつつ、確認してもらう。
結果チェックイン時のスタッフのミスだという事で朝食は無料となり、ついでにレイト・チェックアウト無料で1時までだったのを3時まで大丈夫との事(2時までにしてもらった)。ポイント宿泊のフルーツもなかなか持ってこなかったので、これもインフォメーションミスか?と思い、聞くとこれは正しかった。
チェックイン時のミスは、直面した時に面倒くさく感じる。
ここのホテルに限らず、英語が苦手な人は確認事項はきちんと確認しておき、ちょっと後で揉めそうだと思える内容は証拠になるのでメモで書いてもらうといいかも知れない。
また、チェックインの時にゴールドサークルのメンバー用カードキー入れには、ホテル・ダイレクトリーの記載がなかった。部屋でホテル・ダイレクトリーを探すはめとなった(最終的にスタッフに確認をし、通常のカードキー入れをもらった)。
何はともあれ、ちょっとしたトラブルはあったものの、やはりシャングリラ系という事でスタッフのフォローアップ対応はしっかりしていた。トラブルはどのホテルでもあるのが通常であり、それをどう対応するかはそのホテルの人的レベルに関わってくると思える。
同じブランドのジェンでも、オーチャードゲイトウェイとは設備も異なり、それぞれ違う過ごし方ができるかも知れない。
Hotel Jen Orchardgateway Singapore(ホテル・ジェン・オーチャードゲイトウェイ・シンガポール)の宿泊記( 2015年6月『招待』宿泊)=>こちら
これでシンガポールのシャングリラ系は残すところ、セントーサのラサセントーサのみとなったが、いずれ泊りに行きたいと思う。
それは黄緑色、それぞれ独自色という事か?
Hotel Jen Tanglin Singapore(ホテル・ジェン・タングリン・シンガポール)
1A Cuscaden Road Singapore 249716
電話:+65 6738 2222