【参考】海外在住者の一時帰国(2015年8月) *旧ブログから転載 日本(東京・宮崎・埼玉)

日本
東京に向かう飛行機から
別ブログ過去記事を多少編集し移行。
そのまま掲載当時の記載方法にて掲載しています。当時(2015年)の情報としてお読みください。
なお、評価等はあくまでも個人的な感想ですので、ご注意ください。
~今後少しづつ過去記事を移行予定~

海外在住者にとって日本への一時帰国は楽しみのひとつです。

美味しい日本の料理に会うことのできる親兄弟、そして友人たち。
限りある時間だからこそ、楽しみもより一層感じるものです。

2015年8月の一時帰国を日記のようにまとめた旅行記を再掲載します。

海外在住経験のある方々は、自分もそうだ!と思いだしながら、日本へお住いの方々はへ~そういうもんなんだ!と想像しながら、お読みいただければ幸いです。

【参考】海外在住者の一時帰国 2015年8月 〜日本(東京・宮崎・埼玉)〜
【海外在住者の日本への一時帰国の一例】今年6月に発表された外務省統計によると、2014年10月段階の海外滞在者数が35,988人になったという発表がされた。<…

【海外在住者の日本への一時帰国の一例】
今年6月に発表された外務省統計によると、2014年10月段階の海外滞在者数が35,988人になったという発表がされた。
これだけの人達が海外に住むとなると、海外に一時的に住むのは別に特別な事でもないとも言えるし、一方海外生活そのものを全く遠く感じている人もいるだろうと思える。
【時々海外に一時的に住むことになった人が『移住』という言葉を使用するのを見かける事もあるが、これには違和感を覚える。やはり『移住』はその土地で生涯を終える=死ぬことが前提なのではなかろうか?とも・・・・・・】
さて、海外に住む日本人がどの様に一時帰国時を過ごすかという一例
航空チケットの購入方法から、我々の日本滞在にて疑似体験をどうぞ!
*あくまでもこれは一例であって、皆に当てはまるものではありません。
まずは混み合うと予想されるお盆のこの時期は早めに予定を立てて、日頃から日本往復チケットのプロモーションがないか注意しておく。プロモーションがあってもこの時期は対象外となり価格が高いエアラインもある。
我々の選択は基本的に直行便である事、LCC(Low Cost Carrier 格安航空会社)ではない事が最低条件
となると必然的にJAL(日本航空)、ANA(全日空)、SIA(シンガポール航空)、DAL(デルタ 以前はノースウエスト)となるが、最近はJALが多い。時々プレミアムエコノミーをデルタに乗る時には使用する(デルタ航空に乗る場合はシンガポールでのチェックイン時のセキュリティに時間がかかるので注意)。
今回は羽田往復に宮崎空港の往復を考えて、日系航空会社で安い方のJALを予約
国際線・国内線チケットを同時に購入すると国内線分が割引となる。
8月の一時帰国ながらチケットを購入したのは、3月
予約と共に座席の指定も行った(国内線は往路は7月上旬に座席指定、復路は座席指定ができないチケットのカテゴリーという事で、当日直接空港で座席指定)
・8月7日 JL038(シンガポール/羽田 01:50/09:50) JL0691(羽田/宮崎 12:05/13:40)
・8月10日 JL0692(宮崎/羽田 12:45/14:25)
・8月16日 JL035(羽田/シンガポール 00:05/06:15)
飛行機代金2人=SGD2,435.60-(1人1,217.80‐)
日本でのインターネット環境は、WiFiレンタル屋さんを利用(ウェブサイトは=>こちら
連れの実家で受け取る形で、あらかじめ予約

1日目 8月7日金曜日 JL038 01:50-09:50にて シンガポールから日本へ 羽田空港到着後に国内線に乗り換えて、JL691 11:45-13:20にて 宮崎空港へ 日豊本線の特急に乗り実家へ

初日一挙に羽田空港を経由して実家のある宮崎県まで移動
深夜(早朝)のフライトの為、12時過ぎに家を出て、チャンギ国際空港のターミナル1に到着したのは12時半
シンガポールの利便性は、空港までタクシーに乗って、(我が家からも)30分程度で到着する事
既にチェックインは済ませておいたので、JALのカウンターで荷物を預けて、イミグレを通過
24時間前からウェブでチェックイン可能、それをしておくと空港で楽
JALの場合、シンガポールへ戻る便のチェックイン申請もこの時に可能(チェックイン完了は24時間前にメールが届く)
空港のいたるところには、シンガポール独立50周年を記念するSG50のロゴとシンガポール名物の大きなフィギュアとその説明
お店も閉まっているところが多い為、お土産等はあらかじめ出発前に揃えていたので、空港で慌てる事なくカフェでコーヒーを飲んだ。
最近はラッフルズホテルにある台湾ブランドのSunnysidehillのパイナップルケーキがお土産のマイブーム

搭乗前のセキュリティを通る前、付近にあるOSIMのマッサージマシーンで脚をほぐすのを忘れてはいけない。

飛行機への搭乗は深夜1時半くらいで、頃合いを見つけて、待合室へ入る。
機内は満席の様(ボーイング767‐300)
いつもの様に映画を観て、睡眠時間が短くなった。
機内では北野武の映画とターミネーターを観る。ターミネーターは最近観た映画が、1作目とまったく同じシーンを再現しているのに気がついて、面白かった。
朝食はスープストック東京とのコラボ、スープが熱々でなく・・・・・・
残念ながら、飛行機から富士山は見えず、機体は千葉の方に大きく回り込んで雲を避けながら着陸した。
機内で記載する携帯品・別送品申告書(家族で1枚使用)
羽田空港に到着後に、入国手続き
その後、国際線ターミナルから国内線ターミナルへ移動する前に、まずはやるべき事を済ます。
国際線ターミナルで、大きなスーツケースを2つを、妻の実家の埼玉に宅配便で送る。
大きなスーツケースは空港から目的地まで、帰る時は空港で受け取るべく配送依頼
お金はかかるが、その分重くて大きな荷物を電車等に持ち込まなくてよいのが何より
2つのカウンターがあり、我々はJAL系列を使用し、マイレージも加算
国内線のチェックインを国際線ターミナルの専用カウンター(税関後の出口を出て向かい側、右手の奥)で済ませ、預け荷物2つも渡す。
ここでセキュリティを通過も出来たが、三菱東京UFJ銀行でお金を預け入れしたい為、無料連絡バスに乗り、ターミナル1へ移動
ターミナルに到着後に東京三菱UFJのATMにてトラブル発生
お金を入れた段階で機械が動かなくなる。
カードも出てこない。
備え付けの電話でやり取り、銀行の人が90分後にしか人が到着しないと言う。飛行機に乗り込むのに時間がなく、困り果てた。
最終的に、遠隔操作でカードのみは機械から出てきたが・・・・・・。
入れたお金が先方で確認できず、時間がないので結果を電話をしてもらう事を約束し、そのまま飛行機に乗る事にする。ちょっとした金額だったので、窓口がないATMを使用するリスクを感じた。
問題が解消しないままながら、やっとの事で飛行機に乗り込み、宮崎空港へ
宮崎ブーゲンビリア空港と言うらしい。赤道直下の国から帰って来て国内でトロピカルな気分にはなれない、と違和感
空港内のレストランで遅めの昼食を軽く取り、ひと休憩
急ぎ列車に乗らずに、次の特急に乗る事とした。
空港に到着時に銀行から電話があり、金額が確認できたと伝えられた。
いきなり音楽が鳴り始めたと思っていたら、空港の仕掛け時計から神楽を踊る人形が登場
さすが神話のふるさと、宮崎県
宮崎空港駅からJRの特急に乗り、延岡駅へ
親の迎えの車に乗り込み、実家へ戻る。
実家では焼肉を食べて、ビールを飲んだら、疲れが一挙に出て、そのまま熟睡
やはり移動時間と距離は身体にもろに影響する様
Changi Airprtのウェブサイトは=>こちら
羽田空港旅客ターミナルのウェブサイトは=>こちら
宮崎ブーゲンビリア空港のウェブサイトは=>こちら

2日目 8月8日土曜日 実家で過ごす

一日実家の自分の部屋の整理を考えていたが、疲れからか結構寝て過ごす。
お昼は近くの川で採れた天然鮎を食べて満足し、夕方近所を散歩
すっかり住む人が少なくなった実家周辺を眺め、田舎の人口減を感じた。
夜は餃子を食べる。
子供の頃によく見た蛍はもう飛んでこない様、寂しい。

3日目 8月9日日曜日 実家から宮崎市へ移動しホテルへ

庭に咲いていた朝顔は綺麗で、おおぶりだった。
起床後、朝ご飯を食べて、宮崎市に向けて、実家近くのJR駅へ
鈍行で延岡駅に出て、乗り換えて宮崎駅に
南北に長い宮崎県、実家のある北部から宮崎市までは意外と距離がある。
宮崎駅に到着後、駅でお土産等を見てから、まずはタクシーでホテルを目指す。
到着がまだ11時くらいで、タクシーでホテルに向かう。
チェックインができるまで、荷物を預かってもらい、市内を散策
山形屋の方へ歩いてみた。
人の列があるので行ってみたら、チキン南蛮の有名店(おぐら オフィシャルサイトは=>こちら
チキン南蛮は、ボリューム満点で美味しかった。
山形屋に行き、橘通りと一番通りのアーケード街を見てから、県庁前を通り、ホテルへ戻る。
重厚な建物の県庁
ホテルにチェックインをしてひと休憩
宿泊ホテルは大淀川河畔の宮崎観光ホテル、宿泊記の詳細は=>こちら
無料のWi-Fiがホテルで使用できるとの事、2日間インターネット環境から遠ざかっていたので、まずは急ぎの案件がないかと、メールの確認を行う(Wi-Fiのレンタルは翌日埼玉で受け取る予定)。

4日目 8月10日月曜日 ホテルをチェックアウトして、宮崎空港から JL692 12:45-14:25にて羽田空港へ 妻の実家のある埼玉へ

11時前にチェックアウトし、タクシーで宮崎空港へ
タクシーの運転手さんはお話が好きながらも丁寧
空港に着くと運転席を降りての挨拶、さすが観光地宮崎
空港到着後、まずは埼玉へ持っていくお土産のマンゴーを購入
朝食でお腹いっぱいになっていたので、弁当を1つ買って、2人で食べる。
美味しそうなおび天と目が離せない日向夏ジュースのキャラ
土産物を見て、セキュリティを通る。
セキュリティにて、ペットボトルの液体持ち込み可能ながらも特殊な機械でチェック、しかし確定できずにふたを開けて臭いを確認
中で本を1冊買って、機内へ
機内では阿川弘之の小説(春の城)を読んだ。
CAから亡くなられましたね~と声をかけられて、?と一瞬何の事かわからなかったが、作家の事だと気が付き相槌をうつ。(本は帰国中に読み終え、義理父に渡した)
東京上空で揺れるとのアナウンスだったが、気になる程のたいした揺れもなく無事に羽田空港に到着
東京三菱UFJの記帳を済ます。
モノレール、京浜東北線と乗り継ぎ、タクシーに乗り込もうとした折に雨が強く降り始めた。
最寄駅からタクシーに乗る。
連れの実家前でタクシーから降りた時には土砂降りで、びしょ濡れになってしまった。
荷物を持っていたが、降りるそぶりも見せない運転手に・・・・・・傘ぐらいはさりげなくさして欲しいところだった。
晩御飯は義理親と共に連れの実家で食べた。
シンガポールで予約していたWi-Fiのセットが届いているのを確認し、早速接続をして、メールの確認を行った。

5日目 8月11日火曜日 朝から外出 ランチとディナーの約束あり 共に新宿

朝一番で銀座のソニー(サービスセンター)にハンディカムを持っていき、色々と聞いてみた(旧機種のテープをどうデジタル録画するか?)
開く11時まで銀座をブラブラと歩く。

ソニーのサービスカウンターでは、色々と親切にアドバイスをもらい、参考になった。
日本ならではのスタッフの知識と対応に少し感動
シンガポールでサービスカウンターに行ったが、やはり知識のレベルと説明の要領が天地の差

「有楽町で逢いましょう」の歌碑があるとは知らなかった。
新宿に移動し、友人と「ねぎし」でランチ
牛タンを堪能する。
食事後(スカラ座)でコーヒーを飲む。8月末にて昭和34年からの長らくの営業を止める様(11年前に歌舞伎通りから現在地=新宿西口に移転)
コーヒー豆も買ってみた。
その後、友人と別れ、Book1st.で本を探しながら時間を過ごす。
じっと見てしまった・・・・・・。
新宿にみやざき館があるなんて・・・・・・
夜は早めの時間に待ち合わせした大学のゼミの恩師(現在某私立大学の教授)と飲みに行った。
イタリア料理店と和食屋をハシゴし、ビールを飲んで帰路へ
山の手線京浜東北線、バスを乗り継ぎ帰宅
新宿の人の多さに改めて驚いた一日だった。

6日目 8月12日水曜日 連れの実家にて過ごす

10時過ぎに外出、東京へ
吉祥寺・ホテルオークラ・帝国ホテルなどがこの日の予定
まずは吉祥寺へ向かう。
JR神田駅で中央線に乗り換え、JR吉祥寺駅に到着
12時とちょうどいい時間だったので、アーケード街を少し歩いた後に、ホープ軒でラーメンを食べた。
ハーモニカ横丁あたりで買い物をして駅へ
中央線で神田まで行き、山手線で新橋で降りる。
新橋駅からタクシーでホテルオークラに移動し、ロビーを見学=>こちら
帝国ホテルにタクシーで移動
Parkside Diner(パークサイド・ダイナー)でパンケーキを食べて休憩=>こちら
ホテル内を見学し、有楽町へ
途中、ガード下のもつ焼き屋で軽く1杯
ペニンシュラに寄った後、電車で帰宅

 

7日目 8月13日木曜日 連れの実家にて過ごす

朝出かける前に郵便局で物を送ろうと思い、局に行くも9時からの営業

戻り、近くのコンビニで出す。
9時過ぎに秋葉原を目指し出発
帰国すると必ず寄るYodobashi-Akiba
11時に銀座へ移動し、まずは東急ハンズで買物
11時半に数寄屋橋バーグでランチ
ソニープラザ8階で海の映像を見た後、三越で買物して、喫茶店に行く。
三省堂で本を買い、帰路へ
交通会館は昔から時々訪れるビル

8日目 8月14日金曜日 埼玉から東京のホテルへ

宿泊ホテルはホテルニューオータニ東京、詳細は=>こちら

連れの実家を出て、車で駅まで送ってもらう。

9:40過ぎに京浜東北線・中央線に乗り、四谷を目指す。
のんびりと上智大学のわきを歩き、11時前にホテルに到着し、荷物を預けて食事へ
ホテル内や周辺を散策して(大久保利通の暗殺されたのもこのホテル周辺)、14時にチェックイン、タワー23階の角部屋に入る。
部屋でしばらく休憩後にホテルの外へ出かけた。
明治神宮外苑前まで徒歩で散歩
Royal Garden Cafe(ロイヤル・ガーデン・カフェ ウェブサイトは=こちら
ドラマの撮影も時々行われている(お勘定時に気がつく)洒落たカフェで食事、偶然に前々から吉祥寺で行きつけのコーヒー屋さん(数年前に閉店)の豆を見つけた。
聞くと同じ会社が経営のお店で、あまりの偶然にびっくりした。
明治神宮外苑前からタクシーでホテルに帰り、部屋に荷物を置いてバーで1杯飲んだ後、コンビニで買い物をし、部屋に
買ったものを食べて、ベットで休み、23時半に目を覚まし、風呂に入って就寝
今回は東京のホテル、旧御三家(ホテルオークラ、帝国ホテル、ホテルニューオータニ)に行ってみたが、ここが一番庶民的
ホテルオークラでフレンチトーストを食べられなかったので、その悔しさ?を残り2箇所のホテルでパンケーキを食べる事で解消

9日目 8月15日土曜日 東京でホテルから羽田空港へ

朝食を食べて、ホテルを正午にチェックアウトし、荷物を預けたまま東京の街を散策

ランチはガーデンコート内のスーパーで購入したおにぎり等で軽く済ます。
敗戦70年、まずは靖国神社へ
炎天下1時間強待って、まずは本殿へ参拝後にご朱印をもらう。
靖国神社に来るのは3回目だが、8月15日に参拝するのは初めて
過去の報道からこの日に参拝するのはそういう思想の人達かと思っていたが、パフォーマンスしている人達もいるにはいたが、参拝している多くの人達はごく普通の人達の様で驚いた。
九段下の地下鉄駅からの道沿いには、色々な団体がひしめいていたが・・・・・・。
北朝鮮へ連れ去られた人たちの奪還への署名をしてそこを去る。
(靖国神社のウェブサイトは=>こちら
半蔵門線・丸ノ内線を乗り継いで、新宿へ
小田急百貨店・京王百貨店とまわる。
京王百貨店8階の中華料理店で夕食
日本風中華料理が美味しく感じた。
窓際の席に座り、新宿の景色を見ながらの夕食
和風中華料理がこの日本旅行の最後の食事となった。

食事後に地下鉄に乗り、ホテルに戻る。
帰路、釣り堀で何やら撮影がされていた(歩いているのは芸能人?)。
荷物を詰め替え、羽田空港国際ターミナルへのバスに乗る。
バスはエクセル東急・キャピトル東急・ANAインターコンチネンタルをまわって、高速道路に乗り、一路羽田空港を目指した。
ヤマト運輸で2日前に配送していたスーツケース2個を出発ロビー左側の受け取り窓口で受け取り、荷物の詰め替え
JALのカウンターにて、荷物を預け(チェックインはウェブで完了済み)、空港内を見学しお土産を買う。
羽田空港(国際線ターミナルビル)に日本橋ができていた。
羽田空港はイミグレ前のお土産屋さんは22時には閉まるので注意が必要
セキュリティチェック、税関・イミグレを通って空港の中へ
税関で免税で買った時にパスポートに貼られた各店舗のレシートを渡す。
イミグレの中は増設されており、ビールを飲んでリラックス
新設のフードコートがけっこうよさそう
ビールを飲んだ為か、乗り込んだ飛行機が飛び立ったと共に眠り込んでしまった。

10日目 8月16日日曜日 JL035 00:05-06:15にて シンガポールへ

機内での夜食と朝食
ここ数年は機内ではアルコール類は飲まない様にしている。
チャンギ国際空港(シンガポール)に到着したのは朝6時過ぎ
イミグレを通り、荷物を回収して、タクシースタンドへ
自宅に到着したのは、7時過ぎ
その日は買ってきた諸々を整理して、疲労回復の為に1日休息した。