馬越文士村散策(2025年1月) 三島由紀夫邸を探して

東京散歩
馬込文士村

JR大森駅を降りてのんびりと歩き、馬越文士村散策

今年は三島由紀夫生誕100周年、ということで年明けに旧三島邸を探しに行ってきました。

さとう
さとう

実は三島由紀夫邸を探しに行ったのち、訪れた銀座の教文館で100周年と気がついたのが本当です。

事前に調べもせずに、JR大森駅西口から八景天祖神社の石段右手に馬越文士村・文士たちのレリーフ。

興味がある方は、下記のウェブページより散歩道を確認して行くと、より楽しめると思います。

今では閑静な住宅地となっている東京都大田区山王、馬込、中央一帯(JR大森駅から西側の地域)に、大正末期から昭和初期(当時は東京府荏原郡入新井村、馬込村)に多くの文士、芸術家が関東大震災後に移り住み、互いの家を行き来し交流を深めていました。いつしかこの辺りを「馬込文士村」と呼ぶようになりました。

この日は旧三島由紀夫邸を探すのが目的だったので、取り敢えず周囲を眺めながらも道を急ぎました。
諸々とMapを見ても、どこにあるのか?明確にわからず取り敢えずこの辺りだろうとあたりをつけて周辺を歩いて探してみようと考えました。

改めてこの記事を書くにあたって、旧三島由紀夫邸を調べてみましたら誰かがネット地図に場所特定のマークをつけています(第三者が住んでいる場所にそういうことをしていいのか?疑問なので、敢えてここでは明記しません)。

駅からは坂を登っては降りて、かなり歩いて大通りを渡り、住宅街の中この辺りかな?と迷いながらも小道を入ってみると、そこに写真で見たことのある邸宅がそのまま建っていました。

篠山紀信が撮影した写真集(三島由紀夫の家 単行本 篠田 達美 著, 篠山 紀信 写真)に掲載されてあるアポロン像(表通りからはお尻)が見えます。

三島由紀夫とこの彩色陶板画の前での写真あり

現在は別人の手に渡っている旧三島邸、個人宅ということで、ここの地図掲載は省きます。

馬込ゆかりの文士についての解説板

諸々の作家が集ったこの周辺、今度改めて訪れたいと考えています。

三島由紀夫については、今もその作品群は新潮文庫でかなりの数を読むことができます。
変わった死に方をした三島由紀夫ですが、作家は作品にて生きるとすれば、なおも未だその作品の中に生きているのかも知れません。
まだ三島作品に触れていない方は、是非ともと考えます。

三島由紀夫文学館
〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
TEL 0555-20-2655(三島由紀夫文学館)

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