平和像 @戸田市役所前(2025年5月) シンガポールに住む身として、不思議な縁を感じる

埼玉
岸澤武雄作の平和像

埼玉県戸田市役所に用事があり、訪れた際に岸澤武雄作の平和像を見に訪れた。

実は作者は妻の親類。
敗戦時にシンガポールに抑留されているということに、現在シンガポールに住む我々としては何かしらの縁を感じる次第。
日展出品作品の「流星」1983年制作 (青銅・黄銅・白銅) などは、作品自体もどこか南洋を彷彿させる雰囲気があります。

昭和13(1938)年東京美術学校工芸科鋳金部を卒業。同年第3回実在工芸展に入選するが、この年に入隊する。同22年川口市立南中学校教師となり、同年第3回日展に「瑞鳥香爐」で初入選。同24年第5回日展に「金工銀錯花紋青銅壷」に入選して以後連年日展に出品する。同28年第9回日展出品作「汀(花器)」で特選朝倉賞受賞。
https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/10297.html

経歴を見ても、戦争さえなければとも思える経歴。

兎にも角にも、紛争が絶えない現代ではありますが、少しでも平和な世界になればよいと願います。

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