フィリピンに行く前に現地通貨を準備しておこうと、シンガポールのマネーチャンジャーに行きexchangeし、そこで旧札をつかまされました。
マネーチャンジャーが知らないはずはなく、よってこれは詐欺行為であり、完全に騙されました。
現地で日本人ガイドさんに銀行に連れて行ってもらい、幸い新札に替えることができました。
さすがに既に年数も経っているので同じような被害は生じないとは思いますが、シンガポールでも、こいうことがあったという一例。

さとう
まさかこの国で騙されるは思わず、驚いたことのひとつです。
シンガポールに戻って、MAS(Monetary Authority of Singapore)に被害レポートを送りました。
その後、コロナ禍もあり、(その前だったか)ノベナのマネーチャンジャーは消滅。
ただ、シンガポールでも安心してはいけないという一例です。
今はWISEを主に利用しているため、以前ほど現地通貨を持っての旅行はなくなりました。

【要注意フィリピンペソの旧札】使用するお札にご用心!
今回のフィリピン旅行で旧札を持っていた為に、支払いができずに困るというトラブルが発生 特にデザインが似ている1,000ペソに注意 新札
今回のフィリピン旅行で旧札を持っていた為に、支払いができずに困るというトラブルが発生
特にデザインが似ている1,000ペソに注意
新札
旧札
違いが判りますか?
見分け方1-顔の意匠がある側の右上の文字(数字)が右から左へ小さく表示2-顔の横にフィリピンの国旗(?)意匠3-2の横の方に、下記のポスターに表示されてある中央銀行の意匠
フィリピンでは他の国ではあまりあり得ないと思えますが、新札でないと使用できません。
我々の場合、現地ツアー開始時に料金支払いをする時に指摘されて、この事を知った(2016年末で銀行での取り替えも終了)。
土曜日で通常の銀行窓口は開いていないが、ショッピングセンターにある窓口は開いているだろうという事で、幸いツアーも早めに終わったので、ホテルまでの帰路ショッピングセンターにある銀行に。
BDO(Banco de Oro フィリピン最大手の商業銀行)で、幸いな事に新札に取り替え完了
2016年12月末まで取り換え可能だったと聞いたが、銀行スタッフに確認したところ、再度期限が延長された様で3月末まで取り換え可能との事
ただし、街ではいっさい使用はできません。
今回はシンガポールのマネーチャンジャ―で両替した中に旧札を紛れ込まされていたというもの
シンガポール帰国後にマネーチャンジャ―の社名を添えて当局に通報しましたが、念の為にフィリピン・ペソへの両替の際にはご注意下さい。
参考
マニラ新聞の該当記事は=>こちら
英語ではないものの、訪れたボラカイ島でも下記のポスターがあったので、掲載(上記マニラ新聞の記事内に英語のポスター画像あり)
英語では下記の様に記載
2015 Can still be used for daily transactions January-December 2015
2016 Can only be exchanged in banks and BSP offices January-December 2016
2017 Demonetized,no more monetary value starting January 1,2017
2015年は使用可能
2016年は銀行やBSPオフィスで交換可能
2017年には貨幣としての価値はなし
これを見るに、セブに行った時(2014年)、既に5ペソ紙幣が使えなかった(受け取りを拒否された)のは疑問




