今年建国60周年を迎えたシンガポールですが、10年前の建国50年の年にリークワンユー元首相がこの世を去りました。
現ローレンスウォン首相が、シンガポール・スピリッツをNDR(ナショナルデーラリー)の演説でも述べましたが、まさにそのスピリッツを体現していたのが闘う政治家だった故リークワンユー元首相です。
先日観に行った演劇の中でも、元首相を模した人物の登場に劇場が沸きました!
旧ブログに2015年の回顧展のもようを掲載していましたので、それを転載いたします。
リークワンユー回顧展 2015年6月 〜シンガポール(National Museum of Singapore シンガポール国立博物館)〜
National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)で6月28日(2015年)まで開催されたリークワンユー回顧展に行ってきた。ミュージアムの正面には開催中…
National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)で6月28日(2015年)まで開催されたリークワンユー回顧展に行ってきた。
ミュージアムの正面には開催中の展示会の告知が大きく出ている。
中に入り、ドームの屋根の部分をぬけるところに動画付看板
イスタナ(大統領官邸)から国会議事堂へ移送された日の3月25日から始まった回顧展は、押し寄せる人の多さで2度の会期の延長
その為、6月28日との表示の部分は上から貼られた跡が見える。
場所は2階のGlass Atrium(グラス・アトリアム)
1階の突き当りを、右上にエスカレーターでのぼったところ
シンガポールの公用語の英語、中国語、マレー語、タミール語の各言語でのパンフレット
かつらは既に別の博物館へ移されていた(6月27日)。
氏ゆかりのものの展示と年代を区切っての形跡をたどっていくパネルが続く。
国葬時に棺にかぶせられていたシンガポール国旗が遺影の前に厳かに展示されていた。
建国50周年(8月9日)を前にしての3月23日の死去は残念
国が安定するまでの長い期間色々と苦労も多かったろうが、最終的に今現在のシンガポールの基礎をつくるに大きな貢献をした事は紛れもない事実
多くの国民から惜しまれた死
その事は、危篤状態になった時から死去、そして国葬での多くの国民の関心と弔問にも如実に表れていた。
幸せな政治家人生だったのだろう。
リークアンユー元首相を回顧するウェブサイトは=>こちら *リンク切れ
National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)については=>こちら