フラトンホテルシンガポールの重厚なビルは、イギリス統治下の1928年に完成したフラトンビルディング
今はイギリス統治時代を彷彿させる優雅なホテルですが、元々は中央郵便局を中心としたオフィスビルとして建築されました。

さとう
フラトンビルディング時代の正面ゲートは、現在のホテルの正面入口を入りロビーを右手に向かった出入口となります。
フラトンビルディング時代の総督名の入ったパネルや外には0マイルの目印が床に残されています。
ホテル1階ロビーには、フラトンビルディングの歴史を説明したスペースが設けられています(ホテル正面からロビーに入って、左奥側)。
ご興味のある方は訪れてみてください。
この場所は、かつての政治と貿易の中心シンガポール河口を守るために建てられたフォート フラトン(砦)のあった場所で現在も残る名の始まりです。
- 1873年6月までに、フォート フラトンの大部分は取り壊し済み。
- 1879年 カバナ橋とシンガポール川沿いの場所にエクスチェンジビルディングが開館。
Exchange Building/エクスチェンジビルディングについてはこちら
- 1922年頃にフラトン ビルディング建設のために両建物(フォートフラトンの残りとエクスチェンジビル)が取り壊し
- 1924年2月 ロンドンのペリー&カンパニー・オーバーシーズ社が受注し建設開始
- 1928年6月27日午前10時、総督クリフォードによって正式に開館式(この建物をフラトン ビルディングと命名することを発表)
- 1942年2月13日、シンガポール陥落直前、総督シェントン トーマス夫妻は、総督府からフラトンビルディング内にあるシンガポールクラブに移動し滞在。
翌日、4階の部屋でアーサー・E・パーシバル将軍がイギリス軍が日本軍に降伏することを連絡。 - 1942年~45年(日本占領時代) 日本軍政部が使用、こちらで海外華人協会から5,000万ドルの小切手の譲渡が山下将軍へ行われた。
- 1950年代~60年代 中央郵便局の他、税務局などの政府機関が入居。
- 1958年には建物の屋上に灯台が設置。
- 1982年~1985年 大規模改修
- 1996年 すべての入居者退去。
- 1997年 入札、シノランドが1億1,000万シンガポールドルで取得。
- 2000年12月14日 フラトンホテルシンガポールが営業開始、2001年1月1日正式にオープン
*2年間にわたる400,000,000シンガポールドルの修復プロジェクト。 - 2015年12月7日 国定記念物に指定。
下記参考資料
Fullerton Building
Former Fullerton Building
元々オフィスビルだったため、ホテルの部屋は様々なタイプがあります(過去3回宿泊)。
記事として掲載している下記↓ご参考にしてください。

