シンガポールでERPと呼ばれる電子道路課金制度、これはElectoronic Road Pricing の略です。
市内への車両流入を抑えるために、1975年に課金制度は開始(ステッカー方式のロードプライシングシステム)。
1998年から、ガントリーを設置、ERPを導入・可動。
車両には、政府補助による車載読み取り機を設置、そこに課金されたカードを入れて使用。
ガントリーと呼ばれる料金所の門を通過すると車両にセットされてあるカードから所定の料金が引き落とされます。
料金は場所、時間によって変わります(料金なしの時間もあり)。

以前は高速道路にもかかわらず、ガントリーの手前で路肩に停車して、課金の時間が過ぎるのを待つ車もあったくらいでした(今もやっている人がいるかは、そういう時間帯に高速道路を利用する機会もなくなったので不明)。
2020年に運用が中止されていたオーチャードロード(写真)のガントリー/料金所の門が、2026年9月7日から課金を再開されています(11箇所 Buyong Road,Cairnhill Road,Clemenceau Avenue,Killiney Road,Kramat Road,Orchard Link,Orchard Road,Orchard Turn,Oxley Road,YMCA,Fort Canning Tunnel)。
来年(2027年1月)からはERP2.0として、衛星を使ったOBU(On-Board Unit)/車装ユニット読み取り課金システムに完全変更されます。

シンガポールに住み始めた頃の1997年(ERP導入前)、ガソリンスタンド等で買った1日券を車のフロントガラス内側の透明なポケットに入れて表示、走る車のそれをゲート辺りにいたスタッフがチェックしていました。
当時は駐車券という紙でできたチケットを購入して、日時の箇所を穴あけしてフロントドアの内側に置いていたものです。
今となれば、あのマニュアル方式が懐かしいです。
ガントリーもまた消えゆくのかと思うと、ちょっとセンチになってしまいます。
となると、オーチャードロードのガントリーも最後のお勤めなのかな?
三菱重工機械システムによる次世代ERP2.0の説明(1975年からの課金制度についても記載あり)↓


