ナショナルデーパレード/プレビュー@パダン会場(2025年8月2日) 会場の臨場感をどうぞ!

シンガポール現地情報
NDPはシンガポール建国を祝う一大行事!

会場の客席からナショナルデーパレード(8月2日、今年2回目のプレビュー)に参加!
実はシンガポールに住み始めて四半世紀経ちますが、会場に入るのは初めての体験でした。

ショーでは客席内にたくさんのレッドドットが登場!

会場での見どころ!

その1ー空挺部隊の2箇所へのパラシュート🪂降下!・・・・・・17:50くらいから
1つ目は、マリーナベイへの水上降下
2つ目は、例年の如く会場への陸上降下
*1つ目の降下完了は会場ではモニターにて見られます。

会場へのパラシュート部隊降下!

その2ー戦闘機のフォーメーション・・・・・・18時40分くらいなど複数回
今年は特別な編隊で飛ぶそうです。

轟音とともに戦闘機!

その3ーヘリコプターでの国旗登場・・・・・・18時半過ぎ(パダン会場)
*これはマリーナベイでサンズの方をまわって飛んでくるのを見るのがベストです。

ちょうど会場の上を飛んでいきます!

その4ーテーマソング
今年の歌に併せて、過去のテーマソングもショー内で歌われます。
その5ー国民的歌手ディックリーの気球に乗ったパフォーマンス
*演歌ではないですが、日本で言えば北島三郎みたいな人でしょうか?1980年代末のマッドチャイナマンのヒットで日本人も知っている人もいるかも?
その6ー誓いの言葉(1)からの国歌合唱(2)

日本人にはこのイメージが強い?

演じられるプログラム

さとう

全体の流れはこちら
1-PRE-PARADE
2-PARADE & CEREMONY =OUR PRECISION, OUR PURPOSE= 軍隊・団体・企業などの各グループの行進
3-MOBILE COLUMN =OUR STRENGTH, OUR PEOPLE, OUR FUTURE= 戦車から始まる車両部隊等の行進(この間戦闘機が空を飛びます)
この後、歌って踊ってのショーが始まります。
Mobile Column | National Day Parade 2025
4-SHOW ACT 1 =OUR PEOPLE, OUR DIVERSITY=
5-SHOW ACT 2 =OUR FUTURE, OUR ASPIRATIONS=
6-SHOW ACT 3 =OUR RESILIENCE, OUR SPIRIT=
7-SHOW ACT 4 =OUR STRENGTH, OUR UNITY=

パレードは欠かせません!

会場に入る際にNDP Pack(ナショナルデーパレードパック)と共に腕に嵌めるLEDライトを渡され(右手につけます)、それが随時ショーの演目に合わせて様々な光を出して会場を彩ります。

腕のLEDライトが光ります!モニターの赤点に合わせてクラップ(ゲームセンターみたい)!

驚いたのは国民的スターの気球に乗って登場!
シンガポールのお祭りには欠かせないディックリーのパフォーマンス!

シンガポールのスター、ディックリー

パダンに設置されたスタジアムの中心がステージになっており、数箇所に大きなモニターが備え付けられており、演者の表情もUPになったりと考えられた会場になっていました。

さとう

8月9日のナショナルデーパレードは、シンガポールのテレビでも実況中継が行われます。
是非とも、1度も観ていない人はシンガポール滞在中のいい機会ですので、テレビで楽しむか?マリーナベイに行って花火やショーを楽しんでみてください(マリーナベイ各所にモニターが設置されているようです)。
ただ、マリーナベイに行かれる方は、シンガポールでもこれだけ混むのか?という具合の恐ろしいまでの人出になります。
水筒を持つなど、それなりの準備をしてお出かけください。

NDP2025では、マリーナベイもショーの舞台の1つとして利用されます。

NDP2025のショーガイドはこちら↓
NDP PR2 Show Guide.pdf

新しい2025年のテーマソング「Here We Are」
ショーの中でも過去のテーマソングが歌われますが、今年の歌はこちら

客席からの感想

初めて会場でNDPの演目を初めから終わりまで観ることができて、いい思い出になりました。

テレビと会場で参加して観るのでは全然迫力が違います!

さとう

パダンの会場は、残念ながら花火を観るにはあまり適していない場所でした。
以前何度かNDPで使用されていたマリーナベイに面した会場(ザ・フロート@マリーナ・ベイ=現在取り壊し済みにて新施設建設中)は、まさに花火が上がるマリーナベイに面していたため、演目も花火も双方楽しめる場所だったのですが、パダンは会場自体ちょっと内陸側にあり、また臨時スタジアムのすり鉢型の形状のため観客席自体にマリーナベイ側の花火が遮られる形となります。
特にブルーセクターはナショナルギャラリーの対面(マリーナベイは背面)だったので、その傾向が強くあったと思えます(一番後ろの席は振り向けば見えたと思えます)。

会場からはマリーナベイの花火が充分には見えません!

マリーナベイで花火を観た時には、花火があがるタイミングがわかりませんでしたが、実際に会場にいると、ショーの内容に合わせて花火があがることがわかりました。
加えて、ショーが完全に終わった後も、もう1回たくさんの花火が打ち上げられます。

花火等のスケジュールは下記をご参考

The main fireworks display usually begins at 8.15pm, followed by the national anthem. Here’s a detailed schedule of events based on previous NDP rehearsals:
6.10pm: Red Lions
6.45pm: Jet planes and flag flypast
7.15pm: Defence display
7.30pm: First round of fireworks
8.15pm: Main fireworks display

会場にたどり着くまで

案内もセキュリティも万全!

8月2日(土曜日)は快晴でとても暑い日でした。
まずは4ブロック(レッド、イエロー、グリーン、ブルー)に分けられたゲートを目指します。
我々のチケットに示されているセクターはブルー。
Raffles Place駅からアクセスするようにチケット裏面とSMSで届いた案内ページに記載されています。
駅の改札を降りるとスタッフの案内があります。
指示に従って、フラトンホテルシンガポール前の橋を渡り、チケットのチェックを経て、セキュリティチェックのテントに。
荷物をX線の機械に通し、スタッフから手持ちのX線装置で身体検査をされたら、NDPパック(3)を受け取ります。
7種類のデザインの手提げがありますが、自分で選ぶことはできません。
2人で同じものを受け取ったので、近くを歩く人から声をかけられた時、迷わずに交換をしました。
そこから臨時で建てられた客席に階段を上がって入っていきました。

誓いの言葉(1)、国歌(2)、NDP Pack(3)

(1) 誓いの言葉

(2)シンガポール国歌

(3)NDP Pack

NDP Packの内容と渡されたメッセージパネル

ナショナルデーパレード会場観客席は、シンガポール国民/永住権保持者に抽選で開放されます。
プレビュー2回(7月26日・8月2日)/本番(8月9日)の希望者には、公式ウェブサイト経由で抽選があります。
どの日を希望するか?をフォームに記載の上、申し込み。
過去何回かトライしましたが、なかなか当選せず、今回も駄目かなと思いましたが、夫婦別々に違う日を選んでフォーム記載。
本番はやはりシンガポール国民が行くべきだろうと思い、申し込んだのは夫婦で別々の日(プレビューの2つ)をそれぞれ2人分選択。
1人の申し込み8月2日分が2人分当選(当選者にはSMSにてスマートフォン宛に連絡あり)
申し込み6月1日、当選6月20日、7月6日チケット回収の日時場所連絡、指定された日時にその場所(Bugis+)に行きチケットを受け取る。

建国60周年、”SG60” 今年のNDPのテーマは、”Majula Singapura”です。
詳細は公式サイトをご覧ください。

The Meaning Behind “Majulah Singapura”
More than just our National Anthem, “Majulah Singapura” is a timeless call for progress. One that has rallied generations of Singaporeans to rise, rebuild, and reach higher together.
As we mark 60 years of independence, this year’s theme invites us to reflect on the road we’ve walked as one people, and to look ahead with hope, courage, and unity. It reminds us that our strength lies not only in how far we’ve come, but in the trust, inclusivity, and shared values that continue to guide us forward.